戦略コンサルの備忘録

戦略コンサルタントとして日々感じたことや考え方ことの備忘録(On-Off問わず)。学生や他業界の方には戦略コンサルとしてのキャリアを考えるきっかけを、同業の方には日々の学びや苦悩をシェアすることが目的です。

コンサルタントに求められる左脳と右脳

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さて、最終報告に向けて残り2日間はパワポ作りです。

これまでインタビュー内容やクライアントとの議論結果から落とし所がクリアになっているので、2日間は如何に見易く分かりやすい資料にするかに徹底的に注力します。

 マイルストンとしては、今日の夜と明日の午後一にPMとのディスカッションの場を、明日の夜に最終確認という形でセットしました。

見やすい資料は左脳と右脳の両輪

パワーポイントにおいて、分かりやすい資料であるためには、右脳と左脳のそれぞれの条件を満たす必要があります。
左脳については分かりやすく、「論理構造が明確で且つ論理的に正しくあること」が条件になります。

一方、右脳はかなりフワフワしており、「オシャレ感があること」や「それっぽく見えること」が条件となります。
 コンサルタントは論理的思考力の権化とも言われており、左脳に注目されがちですが、個人的には実はこの右脳がとても重要だと思います。

ここで言う「オシャレ感があること」や「それっぽく見えること」とは、文字数、平仮名・漢字の割合等の文章的な話から、オブジェクトの大きさや色使い等のレイアウト的な話までトータルしてデザインとして優れているかです。 

読み手の思考プロセス

人の思考はサボり癖があるので、まずパッと見で、この後読み進めるかどうかを判断します。
つまり、読み手の思考の順番としては右脳→左脳なのです。
従ってデザイン性が終わっていると見る気がたちまち吹き飛びます。
(ダサい資料というのは誰にも好かれません)

 今日は下位メンバーのスライドを見ていて、何度か見る気が吹き飛んだことを踏まえ、備忘録的に右脳の大切さ(左脳と右脳のバランス)について書きました。
下位メンバーの名誉のために書いておくと、彼は論理的思考力に長け、PJに対してしっかりと主体性を持って取り組める優秀な人材です。
そんな彼でも右脳的な部分が足りていなが故に、おしいなぁという印象を抱かずにはいられなかったのです。

 我々コンサルタントの究極的な仕事は、論理的に物事を整理することではなく、対面しているクライアントの問題の解決策を提示し、動いて貰うことです。
この究極的な仕事を完遂するためには、左脳と右脳の両方が求められていると思います。