戦略コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した戦略コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

常駐プロジェクトの不満

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さて、常駐を開始して一週間が経過しました。
コンサルファームとの異なる勤務スケジュール、仕事の進め方に戸惑いながらも新鮮さを感じながら一週間を過ごすことができました。
とは言え、二週間目に突入するとさすがに新鮮さは薄れ、刺激の足りなさの方に目が行くようになりました

スピード感の不足

一番感じるのは明らかにスピード感が不足しているということです。
常駐してクライアント先のチームの一員となって動くわけですから、郷に入れば郷に従え精神でクライアント(チーム全体)の作業スピードに合わせる必要があると思うのですが、僕らが2,3時間で終わるような作業を1,2日掛けてやっているクライアントのスピードに合わせていると、折角コンサルファーム内で引き上げてきた「当たり前レベル」がずるずると下がっていきそうで怖いです。

「短距離走⇒インターバル⇒短距離走」という働き方をする僕らコンサルタントと、「長距離走」という働き方をするクライアントのような事業会社とではそもそもスピード感が異なるのはしょうがないですが・・・。

深さの不足

検討を進めていると「そこ検討浅くないかな」「その前提は適当過ぎないかな」という点が多々目に付きます。
だからこそ僕らがこうして常駐という形でサポートさせて頂いているのですが、同じ目線を持って議論できるファーム内での仕事と異なり、僕らがサポートして目線を上げる役割を担う常駐案件では、どうしても刺激が足りなくなってしまいます

こうした中からも学びを得て、且つ常駐という貴重な経験を蓄積することは非常に重要だと思うので引き続き集中して取り組んでいきたいですが、本音を言うと早く今フェーズ終わって欲しいです。