常駐プロジェクトが開始して2,3日経ってから常駐プロジェクトってこんなもんかぁという少し斜めに構えた感じになっていました。
正直、不満を挙げればキリがないし、最早トイレの水道の水圧にさえも文句を言いたくなっている状況です。
と、まぁ冗談は置いておいて、アサインされてしまった以上、そのプロジェクトでしっかり学びを得ないと、ただの時間の浪費だなと自分の振る舞いを反省した次第です。
プロジェクトにはそれぞれ学びがある
月並みな表現ですが、プロジェクトにはそれぞれ独自性があります。
業界や領域、テーマも違えば、チームやクライアントも違う。
数を熟せば似たような景色に出会うことがあるので、そこまで思考をフル回転させなくても、経験則で裁けちゃうことも増えてきます。
しかしながら、細かいところに目を向ければ前述の通りプロジェクトにそれぞれの独自性があり、それぞれ学びがあります。
その学びを見つけられるかは結局自分のスタンス依存なんですね。
常駐は普段見れないものが見れる
そう言った目線を持って現在の自分を見つめると、すごく大きなチャンスだなと。
普段オフィスにこもって仕事をして定期的にクライアントと議論するだけでは見えてこないものを沢山見ることができます。
クライアントの生活や苦悩、仕事への姿勢。クライアント先の社内インフラ、政治、力学。
そう言った普段見れないものを見れる(=普段より幅のある経験を蓄積できる)って今後のキャリアを考える上で非常に有意義な気がします。
大手事業会社で働くのはキツいなーとか、自分がコンサルタントとして提案する立場だったらこんな社内力学を踏まえた提案しないとなーとか。
後は普段の自分からは見えないニーズに気付けるっていうのは起業する上でもすごく重要なことだと思います。
例えば三井物産出身の人が立ち上げた「shippio」という国際物流手配や管理などをWeb上で一括して行えるサービス。
これは商社勤務を経て、国際物流の面倒さを知っているからこそ出てきたビジネスアイデアだと思います。
今後どういったキャリアを歩むか模索中ですが、現状をしっかりとチャンスと捉え、貪欲に観察していきたいと思います。