戦略コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した戦略コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

コミュニケーションで重要なことは「相手に期待する反応を明示する」こと

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定型分のメールではコミュニケーションは成立しない

常駐先で最もストレスを感じることの一つがメールでのコミュニケーションです。
例えば、「共有します」とだけ書かれて大量の資料が送られてきます。

残念ながら資料をチェックする以外にも沢山やるべきことがある中で、全部の資料を送られてきたタイミングでチェックすることは余りにも非効率です。

受:(「今やってる作業を優先して一段落着いたらチェックしよう」)
送:「先ほど送付した資料の内容を反映して頂けましたか?」
受:「・・・え?」

もし、送付資料が1日2~3つ程度のペースであればワークするかもしれませんが、1日10以上の資料が送られてくるような状況においてワークするわけがありません。
(コミュニケーション云々の前に、想像力の問題ですが・・・)

重要なことは「相手に期待する反応を明示する」こと

その資料を「いつ」確認すべきなのか、その資料は受け手にとって「何の」インプットになるのか、その資料・メールを見た受け手に「どんな」反応を期待しているのか。
それらが欠落した伝達は送り手の惰性以外の何物でもありません。

僕自身が年下だからなのか、若しくは自分達がお金を払って雇っている外部業者だからなのか分かりませんが、こうした基本が身についていない人が普通に昇進できるなんて、年功序列ってほんと革命ですね。