戦略コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した戦略コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

早く帰宅するために実践している3つのこと

スポンサーリンク

僕自身、ファームの中だと比較的帰宅するのが早い方だと思います。(というか早く、ある程度早いキャラとして認識されています)
今日は早く帰宅するために僕自身が実践していることについて。(キュレーションメディア風に)

早く帰宅するために実践している3つこと

コンサルタントの価値はアウトプットの「量」と「質」によって決まります。
今回は「量」の部分に絞って書きたいと思います。
もう少し「量」をブレイクダウンすると「時間あたりアウトプット量」×「時間」に分けられます。
(ここでいう「時間」はオフィスにいる時間の内アウトプットのために投下している時間です)

①思考スピードの向上

思考⇒手作業というプロセスがある中で、手作業の部分については、みんなショートカットを必死に覚えたりなどの努力をしています。
一方、思考の部分は意外と疎かにされがちです。必死にショートカットを覚えて数秒レベル(塵も積もればというやつでショートカットのマスターは必須ですが)の時間を短縮しても、思考に時間を取られていては一向にアウトプットの量を向上できません。

具体的な思考のスピードを上げるための取り組みは以前書きましたのでそちらをご参照ください。
ケース演習は現役コンサルタントにとっても非常に有効です。

www.strategyconsul.com

②業務外の無駄の排除

これも①同様で、意外と疎かにされがちです。
ここで言っている業務外とはオフィスでデスクに向かっている以外の時間です。
無駄な立ち話をしないのは勿論、PCが立ち上がる数秒間だって無駄にしてはいけません。その間も今日のTo Do整理や手書きでチャートを書いたりなどいくらでもできることがあります。

コーヒーを買いに行く時やトイレに行く時に席を立つ時間も無駄ですので、そちらは集中力回復に当てています。
人間誰でも一定時間で集中力が切れます。
自分の集中の持久力は把握していると思うので、集中力が切れるタイミングにトイレやコーヒーを買いに行くなどの時間を当てれば、無駄にせずに済みます。

③PDCA

そもそもとして、まず帰宅目標時間を設定しておくことも重要だと思います。
当然目標が達成できる日もあれば、できない日もあります。
できなかった時は何が原因だったかを炙り出し、一つ一つ潰してきます。あとはそれの繰り返しです。
(これは自分でタスクがコントロールできないジュニア時代からやっておいた方がいいことで、PDCAを回していく中で、自分の作業工数を精緻に見積もれるようになります)

僕が入社して凄いなぁと思ったのは、一番最初のボスがレビュー時間をストップウォッチで計っていたことです。
そのボスはレビューを設定する時は予めどんなやり取りが行われるかをイメージし、自分が想定した時間内にレビューが完結するかを計っていたそうです。
さすがに僕はストップウォッチは使っていませんが、レビューも当然PDCA対象なので、目標時間も決めますし、ざっくりとした時間も計っています。