そろそろ本フェーズのゴールラインが見えてきたのですが、中々厳しい状況です。
クライアントが「1週間のリードタイムがあればXX部署からは必要な情報を取得できる」と言っていたはずが、3週間経っても出てこず、XX部署は人がいなくて対応できないの一点張り。
あと2週間を残して本来的に完成したいパズルの6割くらいのピースが未だ集まっていない状況。
となると、完成したいパズルの絵を変えるしかなくなるわけです。
「頑張る」なんてどうでもいい
ということで、カウンターパートに時間を貰い、一度現状の整理とゴールの修正提案を行いました。
このプロジェクトについてはクライアントと一緒に検討しているため、当然クライアントも状況を理解しているはずなのですが、どこか煮え切らない反応。
で、出てきた言葉が「まぁとりあえず頑張るしかないですよね…」と。
プロジェクト目線で言えば、頑張るか頑張らないかなんてどうでも良く、唯一絶対は然るべきアウトプットを出せるかどうか。
このクライアントはきっと上司から「これできる?」と聞かれて「頑張ります!」と答えるタイプなんだろうなぁと。
ここでの正解は「できます」か「XXXまではできると思いますが、XXXからはサポート頂きたいです」のどちらかでしょう。
常に仮説を持つ
仮説を持って、今後どうなるかを考えていれば、「頑張る」なんて言葉を使う余地はどこにもありません。
自分の中でシミュレーションし、できるなら「できる」、できなさそうなら「できない」と言い、その代替案を考え、提示する。というのが本来のあるべき姿。
たしかに先のことを100%予測するは不可能ですが、それは飽く迄確率論の話。
どの可能性が高そうかという仮説を持って、それぞれの確率に応じて、傾斜を掛けて準備しておくことこそが重要です。
常駐開始当初は「とりあえず走りながら考える」というクライアントのスタンスにスタートアップ的な思考の持ち主だなぁと思っていましたが、ただ単に仮説を持っていないだけでしたね。やれやれ