ex-コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した元コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

自分事化して考える

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下位メンバーが作ってくれたシミュレーションモデルをチェックすると、いくつかの項目が抜けていました。
その事業を経験したことがなく、製造工程や場合によっては製品そのもの自体を見たことがなくても必要なシミュレーション項目を網羅的に出す必要があります。
シミュレーションモデルに限らず、当該事業の経験がない中でコンサルティングサービスを提供するというのは何ともハードルが高いものです。

想像力を働かせ、自分事化して考える

ジュニア時代に上位者に言われたのは兎に角「自分事化して考えろ」ということでした。
コンサルティグサービスが「机上の空論」と揶揄されるように、製品やサービスをある種の抽象的な物体とみなし、机の上で数値と文字だけで検討を進めてしまうというのはよくある落とし穴です。

「自分がその事業を行う会社の経営者だったら何が気になるか?」
「自分がその事業を行う会社の従業員だったら何が大変か?」
と、所詮想像の域を出ませんが、数値を文字で終わらせずに、想像力を働かせ、自分事化して考えることが重要になります。

多くの人は下位メンバーの検討に抜け漏れがあったりすると、
「もう少し頭使おうよ」とか「ちゃんと考えた?」と、チクッと刺してきますが、少し丁寧な言い方をすると「想像力を働かせ、自分事化して考えようよ」ということになります。