ex-コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した元コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

コンサル派遣は本当に儲かるのか?

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先日、たまたまコンサル派遣を行う会社を経営する方とお話する機会があったので、その際に聞いた話、および実際にコンサル派遣会社に登録し、派遣されている知人から聞いた話を踏まえ、実態についてレポートしたいと思います。

なお、派遣されるコンサルタントをフリーコンサルとします。

登録している人は「日銭稼ぎ」を目的にしている人がメジャー

そもそもこのコンサル派遣会社にはどんな人が登録しているのか。

メジャーは「起業準備期間」或いは「起業したが収益化に至っていない」人が日銭を稼ぐために短期間実施する人が多いそうです。

このケースだと、例えば3ヶ月フリーコンサル→3ヶ月起業準備だとか、週4でフリーコンサル→残り3日を自身の事業という働き方を3ヶ月間やるみたいな働き方があるそうです。

勿論、中にはコンサル業が好きでフリーコンサルとして長期のキャリアを考えている人もいることにはいるそうです。

また、出身ファームで見ると戦略ファーム出身者が5割程度総合ファーム(IT系)出身者が5割程度という感じだそうです。

特徴としては、総合ファームでビジネスコンサル経験者がフリーコンサルをやるケースは今のところほとんどないということです。

やはりビジネスコンサルをやるなら多少ブランドが重視されるのか、或いは総合ファームの人にはフリーコンサルでやるという志向がないのか、その辺はよく分かりませんでした。

長期的に見れば収入自体はトントン!?

やはり気になるのは収入。

僕自身の知人から聞いていた話だと月収は手取りベースで1.5-2.0倍くらいになると。

その辺もコンサル派遣会社の方に聞いてみると、意外とトントンであるそうです。

たしかにフリーコンサルの場合はもともとの額自体が多いことに加え、経費申請などで税金を削減できる一方、有給休暇もなければボーナスもない。それに保険料も全額自分で払わないといけないと。

ワンタイムでひと月比べてしまうと、どうしてもフリーコンサルの方が高くなりますが、長期的に見るとトントンくらいになると言うわけです。

提案活動や社内コミュニケーションなどがない分かなりホワイト

とは言え、決定的に違うのが労働時間。

論理破綻している主張を繰り広げるパートナーの下で行う提案活動という名のサービス労働や、近年各ファームが離職防止を目的に力を入れ始めている社内コミュニケーション、プロジェクト推進上の不要なコミュニケーションなどが削減される分、ホワイトになるようです。

「自分のアウトプットは量・質ともにファーム所属時よりも上がっているのに、稼働日は週3-4日程度。本当に不思議」
と、フリーコンサルを行う知人。

コンサル派遣会社の方曰く「ファーム在籍時に比べ、時給は確実に上がる」とのことです。

だとすれば、「コンサルワークは好きだけど、長期的にハードワークはできないな」と考える人たちにとって、フリーコンサルというのは新たな選択肢になるかもしれません。

僕自身、このフリーコンサルの実態は非常に興味深いと思っているので、今後も随時レポートしていきたいと思います。