ex-コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した元コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

コンサルティングファームはメガバンクのようになるのか

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ここ最近、メガバンクの雇用に関する様々なニュースが飛び交っていますね。

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僕自身は、メガバンクの身を置いたことがないので、飽く迄側から見た、或いは中にいる人間から聞いた話になりますが、メガバンクの人材の質の変化というのはコンサルファームが現在直面している問題に似ている部分があるなと思ったりしています。

今の40-50代以上の方が新卒入社の頃は、メガバンクというのは超エリートが行くところだったのだとか。

たしかに、名だたる投資銀行やファンドなどのマネジメント層にメガバンク出身者が多いという現実がありますし、僕の友人のおやじさんなんかは、メガバンクで出世街道を外れたものの、その後某有名企業のCFOとしてトップJリーガー並みの年棒でヘッドハンティングされたりみたいな話もちょくちょく聞きます。

一方で、ここ最近は超エリートと言われるような人たちはメガバンクを志望することはほぼなくなっているようなイメージです。
(ほぼと言っているのは、某投資銀行の最終面接まで残っていて、全く他社を受けいなかったが、結果某投資銀行に落とされてしまい、OBの力でメガバンクにねじ込んでもらったという人がいたり、或いは僕の周辺サンプルが偏り過ぎていて実は超優秀な人でもメガバンクに入社している可能性があるためです)

異常なメガバンクの採用

話を聞いていると、メガバンクの採用は異常です。

まず、採用数が異常。
もちろん大きなビジネスを展開する上で一定数採用することは必要ですし、雇用を生み出すという文脈でも、日本経済に大きく貢献していると言えるかもしれません。(このせいで中小企業に人材が流れないという説もありますが、この辺は一旦議論から外します)

ですが、テクノロジーが発達してきたから大幅カットしますみたいな話に急になるのなら、そもそもこれまでにそんなに採用する必要があったのかと。

また、採用方法にもけっこう謎があり、それこそ僕が就活をしている時に、メガバンクに勤める僕の友人のおやじさんから「今年は銀行の◯◯部を強くしたいんだけど誰か良い人いない?」と聞かれて友人を紹介したことがあります。そして彼は内定をもらいました。
ちゃんとした選考の結果、彼が内定を貰った可能性ももちろんありますが、こうした私立校の「推薦入学」よろしく、「推薦入社」に関する噂話は枚挙にいとまがありません。
東大合格率だけではなく、スポーツも一流であるということが、志願者を増やすための重要なセールスポイントであるかのごとく。

あとは社内活動や地域貢献活動、単位制の研修、寮の門限(それを破った時に上司から怒られる)みたいな話も、もしかすると超エリートを遠ざけているのかもしれません。

コンサルファームの採用も変化!?

さて、本題に入ります。

コンサルファームも数年前までは超エリートが行く業界みたないな話が挙がっていました。

しかし、最近の採用を見ていると、メガバンクのことを言っていられないような状況になってきていると思います。

僕の元同僚でどうしようもなく使えないと、稼働率がとても低かった人が、先日競合ファームからのオファーを総ナメにしていました。

実際働いていて(もう辞めましたが)、新卒・中途問わず「この人大丈夫か!?」という人がすごく増えてきたような印象もありました。
最後辞める際にパートナーと飲みに行った際も、冗談とは言え「賢くなくても最低限のコミュニケーションが取れれば採用している」的な発言もありました。

採用規模の拡大とそれに伴う人材の質の低下、それを見かねた優秀な人材の離職、そしれそれを止めるために作り出される数々の社内活動。

そうしたコンサルファームの実態が、どこかメガバンクが辿ってきた道と似ているような気がします。

ちなみに、就活人気ランキングでは常に上位に来るイメージのメガバンク。
東大生の中では、既に上位はコンサルファームが多くランクインしているようです。

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