今週内定者とご飯に行く機会があり、「内定期間にすべきこと」について聞かれました。
正直、その人に寄るというところですが、僕目線で、僕がもう一度内定時代に戻ったらやる事を纏めたいと思います。
(飽く迄コンサルタントとしてやるべきことです)
①事業会社でのインターン
従業員数が2桁後半~3桁規模の事業会社でインターンすることをお勧めします。
コンサルタントとしてキャリアを積み重ねていく上で、事業会社での勤務経験の有無は非常に大きいと個人的に考えています。
たしかに所詮インターンですので、責任も権限も限られていますが、サービスや製品を生み出すということ、事業会社の空気感や仕組みについて理解を深めることができます。
“絵に描いた餅”コンサルタントと言われないためにも、事業執行経験は貴重です。
コンサルファームは内定を出す時期が早いため、最大で1年半程度働くことができます。
②留学(英語力向上)
以前、コンサルファームにおいて必ずしも英語が必要でないと書きましたが、やはり英語はできることに越したことはありません。
英語ができるだけで、プロジェクトの選択肢は飛躍的に伸びますし、グローバルファームの利点を活かし、海外オフィスに移籍するということも可能です。
繰り返しになりますが、コンサルファームは内定を出す時期が早いので、最大で1年半程度留学することもできます。
なので、英語が苦手な人もこの期間にしっかり克服しておくことをお勧めします。
③基礎勉強(基礎知識・PCスキル)
ファームにも依りますが、大半のファームは長期間の研修を設けていません。
入社してすぐにプロジェクトにアサインされるぐらいの心持でいた方が良いでしょう。
プロジェクトにアサインされれば、エクセルやパワポを素早く使いこなすことが求められますし、フレームワーク等の共通言語で会話することも必要になります。
コンサルタントも人間なので、できる人に仕事を任せ、できる人を可愛がりたくなります。
逆にできない人には心からいなくなって欲しいと毎晩神に祈ります。
良いスタートダッシュを決めるためにも、エクセル/パワポやショートカット等のPCスキル、経営学やフレームワーク、論理的思考力等をしっかり学習しておきましょう。
内定後は「海外旅行に行った方が良い」「好きなことに没頭した方が良い」。そんな言葉をよく耳にします。
それはそれで結構ですが、コンサルファームではプロジェクト後に長期休暇を取ることも可能ですので、海外旅行も行けますし、好きなことに取り組むこともできます。
コンサルファームという弱肉強食のジャングルで戦うためには、生温いことは考えず、しっかりと基礎能力の向上に励みましょう。
そうすれば、チワワではなく、柴犬くらいでファーストプロジェクトに入れるかもしれません。