先週末からシミュレーションのためにExcelをガシガシいじっているのですが、下位メンバーから「Excelの上達方法」について尋ねられたので簡単に纏めておきます。
コンサルファームでは属人的なExcelスキル
ひたすら統一されたフォーマットを叩き込まれるパワーポイントと違い、コンサルファームではExcelについては統一されたフォーマットが存在しません。
(僕のファームや知人のファームでは)
フォーマットが存在しないくらいなので、スキルのインストール方法もファームで統一されたものはなく、付いた上位メンバーに大きく依存します。
(Excelもクライアントに納品することがあるのに、フォーマットが統一されていないのはなんででしょうね・・・謎です。)
とりあえず「外資系金融のExcel作成術」を読めばOK
モルスタやユニゾンキャピタルに勤務経験のある慎泰俊氏が書いた本で、Excelのフォーマットから基礎的なショートカット・関数、財務モデルの作成方法が纏められています。
最初は本をPCの横に置きながらでも良いので、書いてあることは全部実践しましょう。(受験時に散々聞いた、参考書は擦り切れるまで使え的なやつです)
基本的にコンサルが実務上で覚えるべき関数は本書に書いてあるのですが、一点僕個人が愛用している関数を補足すると「Index」と「Match」関数のコンボです。
これはVlook関数の進化版だと思って貰えれば良いです。
詳細な説明は下記のリンクをご覧ください。
あとは調べながら対応
まず大切なことは、Excelは基本的に何でもできると信じることです。
仕事をしていると、「自分の知っている関数だと複雑になりそうだなぁ・・・一発で処理できる方法ないかなぁ・・・」と思うことが多々あります。
そういう時は「○○ Excel 関数」とググれば大抵のことは解決します。(○○は処理したいこと)
その処理方法がすごく便利で今後も使いそうとか、これ前も使ったなとかであれば、そこで初めて血肉化していけば良いと思います。
すごく便利な世の中になって、Excel上級者の方が色んなテクニックを公開しているので、そこをその都度活用していきましょう。