戦略コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した戦略コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

「濃度」を最大化するために意識すること

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前回、今の僕には、価値や学びを今まで以上に増やしていくためには「濃度」を最大化させる必要があると書きました。
今回は「濃度」を最大化するために意識すべきことを書きたいと思います。

一番高い目線で仕事をする

コンサルファームに入社すると必ずと言われるフレーズが「2つ上のランクの目線で仕事をしろ」です。
ですが、これは必然的に「パートナー目線」(=一番高い目線)ということになります。
なぜかと言うと、2つ上のランクの”目線が高い”人であれば、その更に2つ上のランクの目線で仕事をしており・・・と無限に続くので、結果として「パートナー目線」ということになるからです。
この点はあまり意識されておらず、勝手に作った当該ランクの像を追いかけてしまうわけです。

ランクが人を作るのではなく、人がランク作るのです。
なので、兎に角一番高い人の目線を持って仕事をすること
作業を振られる立場であろうが、チーム仕切る立場であろうが、案件を取ってくる立場であろうが、目指すは一番高い人の目線。

僕自身は仕事を作ることは勿論、パートナーのように言葉でクライアントを動かすということに目線を置いて仕事する。
その高い目線が「濃度」を最大化するために必要なんじゃないかなぁと。

濃度は「価値 / 学び」÷「工数」なので、「工数」を削減する方法もありますが、その辺は以前も似たような話をしたので割愛したいと思います。
(工数削減についての以前似たようなことを書いた記事はこちら)

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