ex-コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した元コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

コンサルの新卒採用面接の際に求められる2つのこと

先日、新卒採用の面接官をやっていて感じたこと(もうコンサルファームをやめることが決まっているのですが)を踏え、今回はコンサルファームの新卒採用面接に際して求められることについて書きたいと思います。

①良いヤツさ

「コンサルファームは頭の良さしか見ない」
という実しやかな噂が流れていますが、これは真っ赤な嘘です。

コンサルファームでは働いているコンサルタントの数が限られているため、仮にその学生が入社することになれば一緒に働く可能性は十分にあります。

チームワークが重要とも言われるコンサルワークにおいて、一緒に働く可能性があるのであれば、できるだけ良いヤツを取ろうとするモチベーションが働くのは自然です。
(またコンサルタントとしての適正という視点でも、数ヶ月単位でチームメンバーが変わる中で、幅広いタイプのメンバーと良好な人間関係を築けるというのは非常に重要になります)

また、ケース面接では、短時間で面接官と関係性を築き、面接官を気持ちよく喋らせることが重要になります。

面接をしていると、折角頭は良いのだけれど、愛想が悪く、どこか飄々としているもったいない人がいます。
頭が良ければ受かるという自信なのか、どうしようもなく愛想を振りまくのが下手なのか分かりませんが、どこの業界だろうが愛想よく、良いヤツであることが重要です。

②違和感を与えない論理的思考力

コンサルファームの面接において最も重要なことが、違和感を与えない論理的思考力です。

事象と事象の論理的繋がりに異常なまでに敏感なコンサルタントに対して、一度でも違和感を与えると、その後の発言にまで疑いの目を向けられてしまいます。

逆に言うと、違和感を与えない論理的思考力があれば知識や経験は必要ありません

ケース中なども分からないことがあれば分からないと素直に言って問題ありませんし、知識があることでプラスの点数がつけられることもありません。

海外留学やインターン、起業などの経験も必要ありません。サークルやバイトの経験で十分です。

その肝心の違和感を与えない論理的思考力を身につけるために、「日々の自分の行動に対する意味付けを行う」ことを習慣化することをオススメします。

なぜ自分は今日この時間に起きたのか?
なぜ朝ごはんにパンと目玉焼きを食べたのか?なぜ白米と納豆ではないのか?
などなど、重要な意思決定から些細な行動まで意味付けをしていくことで論理的思考力は養われていきます。

結局のところ、パーソナルインタビュー(なぜコンサルタントを志望するかなど)もケースインタビュー(売上高増加という目標に対してなぜその施策を選んだかなど)も全部行動への意味付けですからね。