さて、プロジェクトも無事に終えて2日間の休暇を取ることになりました。
今回はPhase1として対象の新規事業が「Go」なのか「Not Go」なのかを判断するプロジェクトでした。
結論としては「Go」でしたが、何せ相手は大企業なので、この後は複数の社内会議を通して漸くPhase2が始まるという流れです。(勿論承認され、且つ我が社が検討パートナーとして選ばれるならの話です)
僕らコンサルタントは、次があるか分からないプロジェクトを従順に待っていることは許されないので、次のプロジェクトにアサインされていきます。
おそらくPhase2がGoするタイミングでは次のプロジェクトにアサイン中のため、また別の人がそのプロジェクトにアサインされます。(従って僕がこのプロジェクトにガッツリ関与することはないでしょう。)
プロジェクト振り返り
今回のプロジェクトで一番自分にとっての経験になったのは短期間に仮説構築・修正のサイクルをガンガン回した経験です。
これまで比較的長いプロジェクトの経験が多かったこともあり、スピード感の違いについて新鮮な気持ちを持つことができました。
あとは、一つのプロジェクトでこんなにインタビューを行うことも初めてだったので、インタビューの反省をすぐさま次のインタビューに反映できたので、インタビュースキル向上という面でも有意義だったかなと思います。
プロジェクトの学び
PPTテンプレートの拘り伝達
PPTの拘りはプロジェクトの最初に伝える。
テキストで拘りの項目を保存しておき(工数削減のため)、最初にメールで送る
インタビューは「海老で鯛を釣る」
インタビューを複数件行う場合は、それまでに聞いた情報(海老)をチラつかせたりし、一部与えながら、新規の情報(鯛)を聞き出す
インタビューで聞いた一次情報は、他のインタビュイーに刺さる
常にゼロベース思考
今自分の仮説、作業、指示などなど、一度立ち止まってゼロベースで考える習慣を付ける(とはいえ、平日に全てを行うことは難しいので、休日の朝にでもコーヒーを飲みながらスッキリとした頭で考える)
分析の視点
分析は何かとの比較。競合比較、時間比較、自社比較の3つの視点が存在。
プロジェクトの反省
可愛がられる部下に
今回のプロジェクトでは少し自我を出し過ぎてしまったなという反省です。
徐々に自分の独力でもプロジェクトが回せるようになってきて、上位者からのアドバイスに煩わしさを感じてしまっていました。
所詮自分は上位者の取ってきた案件を捌いている一兵隊でしかないので、上位者に一緒に働きたいと思って貰ってナンボ。
自分の立場に置き換えた時に、アドバイスを聞き流す人よりも、しっかりと受け止めて貪欲に吸収しようとする姿勢を見せてくれる人の方が一緒に働きたいと思います。
本当に初歩的な話ですが、ある程度できるようになった今だからこそ、改めて自分のビヘイビアーについては見直していく必要があると感じました。