戦略コンサルの備忘録

戦略コンサルタントとして日々感じたことや考え方ことの備忘録(On-Off問わず)。学生や他業界の方には戦略コンサルとしてのキャリアを考えるきっかけを、同業の方には日々の学びや苦悩をシェアすることが目的です。

コンサルタントに適性がある人の3つの特徴

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これまで何度か書いていますが、戦略コンサルタントにキャリアチェンジしようと考えている知人(やそのまた知人)が増えており、相談に乗る機会が多くなりました。
その中で、実際問題「この人向いてないだろうなー」という人も残念ながらいます。
それらをグループ化するのは少しばかりハードルが高いですが、今回は敢えて簡略化した形でも明示してみたいと思います。

①突き詰め考える習慣が身に付いている

ある事象について「なぜ」を数回繰り返して考える習慣が身に付いている人はコンサルタントに適性があるなと思います。
逆に、ディスカッションの際に「なぜ?」の質問に戸惑ってしまう人は、この人大丈夫かなぁと思ってしまいます。
よくジュニアスタッフにあるパターンですが、「市場が伸びています!」→「なぜ?」→「・・・」という感じです。
市場が伸びているのは結果であるので、その結果を引き起こした要因が必ずあります。
それが規制の問題なのか、テクノロジーの問題なのか、はたまた経済動向の問題なのかで、クライアントにとっての意味合いは全く異なります。 

②発言の背後を読める

コンサルタント=論理的思考力というお堅いイメージが作り上げられていますが、実は発言の背後を読むというウェットな能力も非常に重要です。
コンサルティングはサービス業です。
クライアントの発言を文字通り受け取っていては、サービス業者として失格です。
なぜそのような発言をしたのか、クライアントの立場、機嫌、或いは社内の力学等の背後までしっかり読んで行動できれば、漏れなく「こいつ分かっているなぁ」という評価を貰えます。

③仕事以外に興味のある学問分野がある

控えめに言っても、コンサルタントになる人たちは超エリートです。
その超エリートが揃って経営学の勉強をするので、経営学の分野での知識差はほとんどないと言っても差し支えないでしょう。
そこで、差別化のポイントになるのが「自分の興味がある分野」です。
コンサルティングは総合格闘技のようなものなので、深い知識は全て武器になります
業界で有名になるようなトップコンサルタントの方たちは、仕事外の興味ある学問分野を持っています。(社会学や心理学、歴史から政治問題、資本市場等、幅広い分野)

「ある情報を見て、どれだけ示唆を出せるかがコンサルタントとしての価値」
私が入社当初にボスに言われ、今でも大切にしている言葉です。
仕事以外の興味のある分野を持つことで、ものを見る視点が増え、結果として一つの情報からより多くの示唆を出す力に繋がるのです。