内定者時代、「コンサルタントはマネジメント層の前に出るから、良いスーツを着ないといけないんだ」と仲間内で話したものです。
僕自身も、今の給与になっても高いなと感じるスーツを初任給で購入しました。
実際問題、本当に「コンサルタントは良いスーツを着るべきか」というのが今回の話です。(完全な個人的な意見です)
若いうちはあまり良いスーツを着ない方がベター
正直、社内で仕事をする分にはどんなに良いスーツ、派手なスーツを着ても問題ないです。
この業界に「若いのに / バリュー低いのに良いスーツ着やがって」なんて思う人は限りなくゼロに近いと思うので、そこは問題になりません。
問題はクライアントの前です。
まず前提として、昨今のコンサルティング業界の仕事で、マネジメント層と仕事をする時間は、そうでない方々と仕事をするそれより圧倒的に少ないです。
で、ジュニアの場合はクライアントが親くらいの年齢ってことが大半です。
そんな中で明らかに良いスーツ / 派手なスーツを着ていたら、気分を悪くする人が必ずいます。
やはりお金を払っているクライアントからすれば、バリューが命。
子供みたいな年齢のヤツが、禄にバリューも出さず、格好だけ一丁前だと、突っ込みたくなるのも分かります。
シニアになるに連れて良いスーツを着るべき
一方で、シニアになるに連れて二つの観点から良いスーツを着るべきだと思います。
まず一つ目はジュニアにカッコいいと思わせるため。
「XXさんみたいになりたい」と思わせるのは上位者の重要な役目です。
それには内面(バリュー、人格)と外見の両方が揃う必要があると思います。
(勿論バリューが伴っていなければ、「XXさんって良いスーツ着てるけど(笑)」となりますが(実際にそういう人います))
そして二つ目が、クライアントへの説得力を増すため。
やはりピッしと良いスーツを着ていると説得力は増すものだと思います。
これも発言の中身ありきですが、同じ発言でも見た目の違いで、説得力に大きな違いが出ます。
ですので、ジュニアは「良いもの感」が出ない / 出過ぎないスーツを選び、シニアになるに連れ、逆に「良いもの感」がちゃんと出るスーツを選ぶべきかなと思います。
正直、ジュニアであればリクルートスーツでも全然OKですが、シニアで安っぽいスーツ着てるのはあり得ないです。