戦略コンサルタントの備忘録

新卒でコンサルファームに入社した戦略コンサルタントの備忘録。コンサルキャリアを考える材料をシェアすることが目的です。

ついて行きたいと思う人の2つの特徴

スポンサーリンク

今のプロマネ(Aさん)ってすごくマネジメントが上手いなぁと感じていて、少しくらいプロジェクトや体制なんかに文句があっても、まぁいいかと思ってしまうんですよね。
なんか、付いていきたいなぁと思ってしまうわけです。
(僕自身がずっとファームにいるという話ではありません)

一方で、以前のプロマネ(Bさん)に対してはそういった想いは抱きませんでした。
中々比較は難しいですが、敢えて上下を付けるとすると、Bさんの方がAさんよりも社内的な評価も高く、実際に一緒にやってみて目線上げやクライアントのハンドリングも上手いと感じました。

じゃあ、この2人の違いって何かというと、①気に掛けてくれる②何を目指しているかが分かり易いという2点かなと。

①気に掛けてくれる

人間は自分を気に掛けてくれる人に応えたいと思う生き物です。
この辺については前にも書きましたが、定期的にコミュニケーションを取るというのはマネジメント上、非常に有効です。

www.strategyconsul.com

Aさんは時々声を掛けてランチに連れ出してくれたり、「ちょっと話をしようよ」とコーヒーを奢ってくれたりします。
時間が取れない時でも、立ち話で「最近どうよ?」みたいに話掛けてくれます。

一方Bさんは、淡々としていて、あまり積極的にコミュニケーションを取りませんでした。
受動的に喋る場がセットされれば普通に喋るので、人柄の問題というよりも単に気に掛けているがどうか(下位メンバー興味があるかどうか)の問題だと思います。

②何を目指しているかが分かり易い

これはAさんと話していて最近思ったことです。
Aさんは自分が1年後、3年後、5年後どうなってたいかというのを伝えてきます。
なので、こっちとしてもAさんに付いていった場合の姿がイメージし易いんですよね。
実際にAさんの目標が実現できるかどうかは分かりませんし、急遽変わることだってあります。ですが、少なくともイメージする材料にはなります。

一方のBさんは何がしたいのか不明。一度聞いたこともあるのですが、明確な答えは得られませんでした。
業界の特性もありますが、下手したら明日辞めるかもしれない人に付いて行きたいとは思えないですよね。

僕自身もいつまでも「上についていく立場」ではいられず「下を引っ張る立場」として下位メンバーをマネージしていかなければなりません。
しっかりとこの2点を意識していきたいと思います。